【サロンカーなにわ 9914レ~9215レ~9516レ撮影記】 19’5/26

5/25に引き続き滋賀県内への出撃です。

サロンカーなにわで行くびわこ一周なる団体列車が企画されその追っかけ。

 

諸般の事情で乗車は出来なかったので滋賀県内から追っかけを開始して敦賀で途中下車のmonくんを拾って彼を職場の会合まで送り届けるのが今日のミッション。

 

本当は送り込みを山崎で1発もしくは営業運転瀬田川1発からの開始を予定していましたが家庭仕業もあり安土から開始します。

 

ちょうど麦が金色の穂を垂れてきれいなので麦畑コラボを目論んで安土界隈をチョイス。

まあ側面重視だからキャパもあり余裕と踏んでいましたが行ってみたら刈り取られた後。

しかも天気予報は晴れでしたが薄雲がかかり青空は全く見えません。通過30分前で被り付きの踏切には既に4名がスタンバっており厳しい状況でしたがラスト1ポジションを確保できたので接近戦と割り切ります。

両数も8両と短いので外寄りですがなんとか処理可能。

 

天気予報とは裏腹の空模様と刈り取られた麦畑もありテンションは上がりません。

特に沿線の乱入もなく定刻通りの通過となりました。

 

今回の列車は残念ながらカンなし。カンなしはやはり寂しいです。

monくんを拾うというミッションがなければ連日の出撃でHPが目減りしていたのでこの後帰宅してた事でしょう。

 

9914レ DD51-1191号機+サロンカーなにわ7B (東海道線 安土-近江八幡)

 

 

前パンのないDDだったのに構図をミスって地を這うような構図になってしまいました。

シャッターを切り終えたら車内の人に手を振って走り去るなにわを見届けます。

 

さて、敦賀へのミッションがあるので次の追っかけ撮影地を何処にするかが悩みどころ。

キャパ的には余呉カーブも頭に過りましたが構図的には見上げのインカーブのダンロップカーブの方が好き。追っかけで時間的にも厳しいと思いましたが頑張って敦賀まで高速を使ってワープします。

 

ちょうど最近は真夏日が続き連日の出撃も相まって体調不良になっており腹を下しています。

クーラーを入れなければ暑いですがクーラーを入れると腹が下るというなんとも言えない感覚の中での追っかけ。往路の敦賀までは時間的にカツカツでトイレにこもる余裕はありません。

 

辛抱ならんという状況を何度も乗り越えてきたので気合でダンロップカーブが終わるまで乗り切る事にします。

 

時間的に10分前くらいの到着になりましたが先客は2名のみで余裕。

後からきた人も合わせて4名でまったり撮影となりました。

警察も来ていた模様ですがこちらではなく国道8号に脚立を立てて撮影しようとしてた人が居た模様。

歩道もなく狭い橋の所で危ないからと排除されたようです。

 

米原から列番が変わり9215レとなったサロンカーなにわ。

イナワサで撮影したサロンカーくろしおと似たような構図ですね。

 

9215レ (北陸本線 新疋田-敦賀)

 

 

往路2発というミッションはクリアしました。

あとは敦賀に到着したmonくんを拾って復路を撮影して帰るだけです。

 

その安心感から一気に気が緩んでもうお腹の我慢は限界です。

とりあえず敦賀市内に入ればショッピングモールか何処かで用をたせるはずだと信じて脂汗を垂らしながら車を走らせます。

 

敦賀には赤レンガ倉庫等の海沿いに観光施設がありそうなので敦賀港を目指します。

ちょうど「きらめきみなと館」なる建物が目に飛び込んできました。「THE・ハコモノ」感満載ですが開館中という標識も確認。普段は冷ややかな目でハコモノを見ていますがこの時は救われました。

 

一体全体この施設の収支はどうなんだろうと思いながらも綺麗なトイレに感謝。

用を足したらようやく余裕が生まれてお迎えの時間までしばし敦賀を散策です。

 

なんでも敦賀の気比の松原は日本三大松原の一つだそうで。

静岡の三保の松原、佐賀の虹の松原、そして敦賀の気比の松原です。

正直三保の松原も護岸工事とかでこれが世界遺産かいなという思いもありましたが一応三大松原。

気比の松原や如何にという思いで訪ねてみます。

 

正直な感想。

琵琶湖のマイアミキャンプ場と変わらんように見えたのは見ている場所にも因るのでしょうか。

無料駐車場ゾーンの近くしか見ていないのでなんとも言えませんが

「砂浜+松林+釣りや海遊びの家族連れ」という何処にでもある風景が広がっていました。

 

ここは琵琶湖畔ですと言われたらそうにも見えるような見えないような。

時間がある時に違う地点、違う角度から見たら違った感想になるかもしれませんね。

 

 

気比の松原付近をふらふらしていたらお迎えの13時30分が近づきます。

赤レンガ倉庫にいるとの事で海沿いの道を戻れば5分で気比の松原から到着です。

 

さて、ここから復路の撮影モードに気持ちを切り替えますが何処で撮影するか合議。

カンなし車両を被り付きで撮影するのも・・・。雲が多いのに俯瞰撮影しても色がでないのも・・・。等々議論しながら国道8号→国道161号と湖西線鉛線に向かいます。

 

マキノ駅通過時にホーム上に人が少なくてまだまだいけそうでしたが被り付きではなく俯瞰撮影で決着。

そして光線状態から鵜川俯瞰に決定。

上中下段と色々構図が楽しめる鵜川ですが定番スポットは既に埋まっています。天気は相変わらず雲が多いですが時間が経つほどに薄くなり陽も差すようになりました。

 

小生はカーブを曲がってやってくる姿を望遠で切り取り広角で側面を切り取る事にします。

超メジャー撮影地ですから皆まで言わずもわかり切っている事ですが望遠側では架線柱で串刺されまくりとなってしまいます。でも湖面の白髭神社の鳥居とコラボもしたかったので頑張って望遠側でシコシコ撮影。

 

福知山色、カフェオレ色は遥か昔に絶滅してピーマンとなってしまった117系。

 

1829M (湖西線 近江高島-北小松)

 

 

いつの間にか更新塗装ばかりになったサンダーバード683系。

雷鳥もサンダーバードも意味は一緒ですがL特急の雷鳥が絶滅したのはいつ頃だったでしょうか。

月日が経つのは本当に早いものですね。

 

9連ですが嬉しい事に両側流線型の683系でやってきました。

4030M 特急サンダーバード30号

 

 

薄雲がかかり湖面の色もそんなに出てはいませんがそこそこの光線状態で真打登場。

凸に牽かれてなにわが湖西路を駆け抜けて行きました。

 

9516レ

 

 

monくん曰くこの辺りも耕作放棄と思われる水田の荒れで以前のような棚田の光景が様変わりしたと。

側面撮りでは盛大に雑草が生い茂っているのが写り込んでいます。そういえば昔は棚田と絡めて側面が撮れていたと納得。麦畑と言えば麦に見えるよと言われましたがお蔵入りとしました。

 

どんどん撮影出来る場所がなくなり撮影する列車も少なくなっている昨今ですがこうしたイベントを楽しみましょう。

これにてサロンカーなにわ撮影記は事故もなく終了しmonくんを送り届けてからの帰宅となりました。

何気に反時計回りで琵琶湖一周+近江八幡-京都往復と結構な移動距離となった日曜日でした。