【富士・西伊豆touring忘備録その1】 19'5/4-5

今年度第一回のキャンプtouringの目的地は富士です。

富士山、と書きたかったですが富士山touringと書くと富士スカイラインを走ったのかとか登ったのかと連想されそうなのでパス。あくまで富士山の見えるキャンプ場に行っただけです。

 

令和になってからもキャンプtouringの流れは変わらず。

今までのような走って宿でほっこら、そしてシャワーとかちゃんと出る温泉で・・・。とはいきません。

 

今回は何故か富士山方面に行こうという話になりざっくりとした行程として京都を出発し富士山の見える大野路キャンプ場に宿泊し翌日は西伊豆スカイラインを駆けて土肥港から駿河湾フェリーに乗り清水港から京都に帰るという行程。

 

google mapでは単純に往路は377kmで5時間とあります。いつものように甘い見通しで8時に出たら余裕じゃんというノリでとりあえず元職場を8時出発と決めます。

今回もM先輩、Kさん、K女史(夫婦じゃありません)との4名です。

M先輩は奈良からの合流なので名阪国道→東名阪経由ですので伊勢湾岸道の湾岸長島SAで10時合流を予定します。

 

当日の京都市の天気は見事な晴れ。

が、朝のNHKニュースを見ていたらピンポイントで静岡付近だけ午後から曇り、雷雨という予想。

嫌な予感がしますが出発するしかありません。8時に元職場にKさんと集合しますがK女史が来ません。

沖縄タイムでゆっくりなのかと思っていたら家を出てすぐに立ちごけして救援待ちと・・・。

出だしからつまずいて大丈夫かという感じでしたがK女史は通行人の優しいお兄さんの救援で立ちごけから引き起こせたようです。既に8時20分でこのままだとM先輩を待たせてしまいます。

結局出発式は2台で行いK女史とは途中の大津SAで合流する事になりました。

 

京都市内はちょーぴーかん

 

 

GWも後半戦ですが好天もあり車が多し。

京都市内も渋滞していますが大津SAまでの名神高速道路も渋滞が続いています。

ここでもまたじりじりと時間が消費されていき焦りますがなんとか大津SAに到着しK女史と無事合流。

立ちごけのダメージもそんなになく良かった。焦るとか言いながらここでしばし談笑し名神→新名神→伊勢湾岸と進んでいきます。幸い新名神は大きな渋滞もなくスムースに進み10時過ぎには到着です。

10時合流予定でしたので立ちごけ、渋滞アクシデントがありましたが上出来です。

 

M先輩を待たせてしまったか。と思いましたがM先輩が一番遅くにやってきたというオチでした・・・。

 

トイレタイムでまたここでもしばし談笑。と、交通情報で新東名が事故渋滞発生中との報あり。

当初は新東名をかっ飛ばして新富士ICという予定でしたが東名→清水JCTから新東名へルート変更。

浜名後SAが景色もいいからそこでランチョンタイムに決定です。

 

4台が揃い湾岸長島SAを発ち豊田JCTから東名高速に入れば浜名湖SAまであっという間です。

 

浜名湖と言えば鰻という思考回路なのでうな重を食べようかとなりますがうな重5400円!!!!

真の浜名湖産鰻であったとしてもSAランチではハードルが高すぎます。

フードコートは混み混みでしたので屋台の中でも空いていた広島焼の屋台か富士宮焼きそばの屋台かの二択です。静岡まで来て何で広島やねんって突っ込みが自分の中にありましたので静岡は富士宮焼きそばをチョイス。500円也。

 

旅に来ても貧乏症は治りません。

Kさんはせっかくなのでと鰻弁当の松を1500円で購入していましたが

「浜名湖産の鰻を中心に・・・」って文言が気になります。

100%浜名湖産とかではなく、「中心に」って一体全体何パーセントが浜名湖産なんでしょうか・・・。

 

浜名湖SAも良い天気で暑い。

最近のSAはワンちゃんを連れてきている人たちも多く犬たちと休憩のお散歩をたくさんの方がされていました。本当は木陰で食べたかったのですがすぐ近くで散歩のワンちゃんがおしっこをしていたのを目の当たりにしたら芝生で食べる気が萎えて日なたのベンチをチョイスして残りの3人を待ちます。

 

浜名湖SA

 

 

が、木陰が良いという事で3人は芝生でランチ。

さっき、近くでおしっこしてたよと言ってもウンチじゃなかったら気になりませんと。

ワイルドな人たちだなーと改めて思わされましたが小生はやっぱり無理で一人日なたのベンチで彼らの後ろ姿を眺めながら具のほとんどない富士宮やきそばを食べました。

 

浜名湖SAでランチョンを済ませあとは天気の具合をみて新富士ICで降りてから今宮の茶畑に寄るか直接キャンプ場まで行くか相談です。

しかし天気予報は見事に当たるもの。静岡県を東進するにつれて厚雲が空を覆い清水JCTから新東名に向かう途中からは大粒の雨が降り出しているではありませんか。

こりゃ茶畑どころではないって事で新富士ICを降りたらスーパーValorで買い出しです。

 

Valorは中部地方では有名で大学時代にはお世話になりました。

ここでも前回の野迫川村キャンプ同様買い物かごにポイポイ食材が放り込まれていきますが止める術がありません。韓国産のあわびも物色されBBQのお供になってしまいました。

 

 

幸いValorのあたりからは雨も上がっており次の雨雲が来る前にテントを設営してしまえという事で大野路キャンプ場へ急ぎます。キャンプ場の到着が17時頃でしたので周りはとっくに設営も終えて宴会をしている家族連ればかりです。単車でやってきていたのはどうやら我々だけのよう。

前回のような真っ暗になってからの到着ではなかったので良しとします。

 

早速3355設営に取り掛かり4個のテントサイトが出来上がりました。地面は濡れてはいましたがぐちゃぐちゃの状態ではなかったのが幸いでした。

今回もK先輩が薪台とか全部持ってきてくれるだろうという甘い期待をしていましたがまさにその通りの展開。他の家族連れはタープもありーの前室もありーので整理整頓されテーブルもありーのでサマになっています。単車で持ち込める荷物が限られている我々は今回も薪台を囲んでの晩御飯です。

ブルーシートが場内でも目立っていたと思うのは小生だけでしょうか(苦笑)

 

 

テントを設営してからも雨は降らず天候も回復基調です。

富士山も裾野が見えるようになってきて少しずつテンションも上がってきます。

 

ここまで来て富士山が見えないBBQキャンプだったらなんの為に8時間かけてやってきたのかわかりません。

 

 

翌日の静岡の天気予報は晴れでしたので天気はぐんぐん回復。

陽は落ちましたが富士山の頂も綺麗に見えるようになってきました。

この光景を見るとテンションは更に上がるものですね。

酒と食事も進みますが正直なんの会話をしてたのか記憶にありません。

 

 

お風呂の受け付けが20時まででしたのでご飯会はお開きにして一旦お風呂に向かい再び戻って焚火をして暖をとりチビチビと飲み会が続いた模様ですが正直記憶がありません。たぶんKさんと僕は先に沈没しているといういつものオチだったかと。

 

写真のExifをみて忘備録を記していますが22時頃にはご覧のように快晴で星がきれいに見えていました。

圧縮されて富士山も星空も見にくい写真ですが綺麗でした。

 

 

Valorで購入されたアワビたちも・・・。

 

 

こうして1日目は無事に終了した事だと思います。

何時に寝たとか記憶がないという事は無事に終了したという事です。

 

ただ今回の旅でもK女史の出だし立ちごけに始まり、Kさんが走行中に荷崩れを起こしてシュラフとビニールシートが道路に転がるというアクシデントやK女史が椅子を忘れて燃やす為に購入した薪を椅子代わりにする等のアクシデントが。

 

インカム越しから「うわー!」という叫び声がしたと思ったら目の前にオレンジ色の物体が転がってきます。落下物に巻き込まれて転倒したらシャレにならんって事でがっちりと固定をしてからの再出発でした。

 

そしてお約束の火の粉→持参物に穴あきというアクシデント。

前回の野迫川村でM先輩のおニューの薪台が変形するくらい薪をくべまくっていましたが今回も盛大な火力を継続し火の粉が舞っておりました。前回はT女史のおニューのコットが火の粉で穴あきになりましたが今回はM先輩のチェアが穴あきに。過ちは繰り返されるものですね(苦笑)

 

あと、富士まで来て言うべきか迷うところですがどうしても気になった事が。

北に向かって0時から8時方向は富士山の近くの自然って感じなのですが9時から11時方向には特養が。

大自然の中のキャンプ場って期待をしての訪問でしたがすぐ隣に特養の建物があるとどうも大自然の中でって気持ちになれません。

 

写真では極力富士山の麓さを出すようには頑張りましたが実際の景色はこんな感じ・・・。

 

 

ホームページに騙されたと言っては失礼かもしれませんが、

 

 

 

 

 

正直騙された(苦笑)

 

その2へ続く。

 

往路は単純計算で元職場からキャンプ場まで361kmでした。