【大分・熊本touring その5最終回】 19'3/22-25

touring忘備録の最終回。

 

大観峰リベンジ→11号やまなみハイウェイ→国道442号、黒川温泉→国道387号→スカイファームロードひた→日田市内で次は何処か考える的なノリで通行止ミルクロードから迂回して大観峰へ移動します。

野焼きの灰のようなものも舞う中を進んでいきますが前日にいなかった牛さんたちが道路際で草を食んでいます。近くには野焼きの炎や焼け野原が広がるある意味年に1度だけの光景です。

 

通行止は食らったけど年に一度の行事に巡り合えて良かったとプラス思考。

しかもこの日の野焼きは雨とか強風で延期されての24日の野焼きで更に震災後3年ぶりの再開と。

阿蘇の自然に感謝しながら牛さんと記念撮影。 

 

 

後ろの方の黒煙、わかりますか。

野焼きの煙があちこちから上がっています。

 

牛さんとの記念撮影を終えるとすぐそばの大観峰駐車場へ移動します。

好天で駐車場は大混雑でしたが幸い単車ゾーンに空きがあったので停められましたが車で来ていた方は大変です。出入口が2か所あるので正直に奥の手に並んでも手前から割り込み入場の車もあったりと導線が滅茶苦茶で誘導がないと駄目ですね。

 

前日よりはるかに見通しもよくカルデラにある街並みも見渡せます。

うっすらと黒煙も見えつつ眺めも良く場所を変えながら記念撮影を続けます。

 

 

この黄金色の草原が2か月もしたら新緑の緑に変わるところを見てみたいです。

ラピュタの道へは行けませんでしたが大観峰の先端部分も微妙にラピュタの道っぽいような。

Kさんに走ってもらい撮影してみましたが人は豆粒のようで判別不能でした。

何処にKさんがいるかわかりますか。

 

 

昨日撮影した大観峰の石碑と撮影するか相談しましたが「単なる石ですからもう良いでしょう」と言われたので今日はスルーして混雑の続く駐車場から脱出して11号やまなみハイウェイ→国道442号、黒川温泉→国道387号→スカイファームロードひたを目指します。県道45号ミルクロードと県道11号やまなみハイウェイが合流する三差路では豪快な炎が上がっており片側交互通行の状態になっていました。確かにこのような炎が広がるなら通行止になります。野焼き後の一面真っ黒な場面も今だけですよと杉養蜂園のお姉さんが仰っていましたが確かに真っ黒です。

 

 

北上を続けスカイファームロードひたも絶景ポイントがある気持ちの良いワインディングロードでしたが特に撮影をする事なく日田市内に突入。

 

お昼ご飯はやはりご当地グルメを食べようという事で日田は焼きそばがなぜか有名なようでその中でも想夫恋なるお店が有名なようで。当初はそこに行ってみるかとなりましたがKさん曰く京都にもあるようなと。

調べてみると七条大宮という超絶通勤経路に支店があるではありませんか。京都でも食べれるならやめておきますかとなりうなぎも有名のようなので日田まぶし千屋といううなぎ屋さんに決定します。

 

 

良い天気の日曜ですので人出も多く8組くらいが待っています。

うなぎと言えばあつた蓬莱軒を思い出します。これだけ待っていたら1時間半くらい待たされるかと思いきや20分ちょっとで案内され拍子抜け。注文したらすぐに出てきた日田まぶし3000円也。

 

蓬莱軒は熱々パリって感じですがこちらのは蒸した感が強い。

これって名古屋名物の「ひつまぶし」をパクって「ひたまぶし」にしただけではと勝手に思ってしまいますが誰か知っている人教えて下さい。

 

食べ方も①まずそのまま②薬味を入れて③最後は出汁を入れてお茶漬けにと名古屋名物と全く同じシステムです。wikiで見てみたらひつまぶしの発祥は三重県津市説と名古屋市説があり商標権がらみでもあつた蓬莱軒の主張が認められず各店舗がひつまぶしと名乗っているという情報でしたが「日田まぶし」のひの字もありませんでした。

 

それはさておき日田は九州の小京都と呼ばれている風光明媚な地の模様で歴史があります。

少し散策して薫長酒造等を見ていたら15時を回っています。帰りのフェリーは19時15分発なので18時45分までには乗船手続きをしなければならずあまり時間がありません。

 

とは言うもののせっかく日田まで北上したので耶馬渓や青の洞門等の名所を巡ってから高速で一気に大分まで行けば間に合うと踏んで日田から更に国道212号を進みます。

 

耶馬渓とかは紅葉がきれいなようで周囲一帯を指している模様で走って流し、青の洞門で単車から降りて少し散策。

こちらも世界各地の「青の洞窟」や日清製粉のパスタソースシリーズ「青の洞窟」を連想してしまう地名。川沿いのトンネルと言えばトンネルです。

 

 

これにて大分・熊本touringの名所巡りは終了となりました。

日田まぶしがお腹で暴れているので夕ご飯はフェリーのバイキングはやめてコンビニ飯にグレードダウン。買い出しの事もあり早めに大分に戻る事にして中津市まで更に北上して東九州自動車道へ乗って大分ICまで急行します。途中別府SAに立ち寄り別府港に停泊している別府-大分航路のさんふらわあを眺めて少し休憩。

 

 

大分市内も起伏にとんだ地形で少し走っただけですがなかなか味があります。

もっと市内を楽しみたい所ですが乗船手続きもありおとなしくフェリーターミナルへ移動します。

しかしこの日はトラック達の積み込みの後での乗船となりずっとお外で待ち続ける事に。

往路はさんふらわあぱーる号で復路はさんふらわあごーるど号。

 

 

出航も10分くらい遅れましたが帰りもまずはお風呂。

お風呂のあとは部屋飲み部屋食。そしてお約束の売店でお買い物と売店前で復路も記念撮影。

行きも帰りも行動パターンは同じです。

 

 

神戸に6時35分着で下船が7時だとしても始業の9時までには余裕と踏んでいました。

しかし就寝中に突然投錨する騒音で目覚めます。ちょうど23時50分くらいで位置情報では今治沖。

完全に停船し外部電灯も灯され30分以上動く気配がありません。何事かとドキドキします。

 

外では船員に館内放送とか説明はないのかと聞く声も聞こえますが緊急事態ではないので館内放送は行わないと。事情がわからない真夜中の停船で不安になります。絶妙のタイミングでノルウェー沖で1300人乗りの豪華客船がエンジントラブルで遭難というニュースもあり不安が更に増しますが瀬戸内海の島々の灯りも見えていたので最悪泳いでいけるかと考え再び就寝します。

40分くらいしてから錨を上げはじめ航行を再開した模様です。この影響もあって六甲アイランド着岸は7時手前になり下船はトラックさんたちの後で出発は30分以上遅れてしまいました。それでも予想では1時間で着くはずなので余裕をこいてコンビニ朝ご飯です。

 

行きと同じ阪神高速3号神戸線魚崎ICから乗って名神高速へ入ります。

Kさんはこの日は最後の大阪での勤務であり吹田IC手前で流れ解散。ピンで京都南ICを目指します。

でも最後の最後でミスった。京都南第一出口混雑とありましたが国道1号との合流が大渋滞で出るのに15分以上かかってしまい結局職場到着は8時55分とぎりぎりになってしまいました。

 

と言っても遅刻もせず気持ちよく月曜日の勤務を始める事が出来ましたのでこれに懲りずにまた今後も週末遠征を計画しようと思います。

 

フェリーでの移動距離はなしで純粋な今回の旅の走行距離は約560kmでした。

 

2日目の経路

A:南阿蘇グリンピア

B:阿蘇山山上

C:杉養蜂園

D:二重峠展望台

E:大観峰

F:ファームロード日田への分岐点

G:日田まぶし千屋

H:耶馬渓・青の洞門

I:大分港フェリー乗り場