【野迫川村(のせがわむら)camp touring】 18’11/23-24

とうとうやってきました。

というか来てしまったかというのが正直な心情のキャンプツーリング忘備録。

今年のテーマのキャンプツーリングは11/23-24でしたがこの週末は一番の寒さっぽい。

 

当初は福井県は大飯の赤礁崎オートキャンプ場を予定していました。

1週前の週間天気予報では福井や日本海側は雨マークが続いていましたが週間天気は当てにならんと思っていたので楽観していました。が、前々日でも雨時々曇りという冴えない予報です。

これはどうしたものかと毎度メンツのKさんM先輩と合議。結局小生が出発前日が当直明けで色々動けるという事もあり13時に判断する事になりました。

前日になったら天気も好転するかと思いましたが結局曇り時々雨という予報。

曇りがメインだからなんとかなるかと思いましたが降水確率は90%とかになっています。

これ、曇り時々雨やなくて雨時々曇りちゃうの?って思いながら悩みます。

 

当直明けで頭も回らず代替案を上げる元気もありません。lineでグループトークを試みるも全滅。

そりゃ平日の昼過ぎだからみんな仕事しています。えーいままよ的なノリで赤礁崎決行しますと告知。

するとM先輩から「りょ!」のスタンプ返し。皆も楽観しているのか。少し安心。

 

と、Kさんから着信。

考えるのめんどくさくなっていたのを見抜かれていたようで決行プランは差し戻しとなりました。

 

 

二人で再び合議し赤礁崎のキャンセル料が滅茶苦茶じゃなかったらキャンセルして他の地を探す事へ。

6人分のBBQや海鮮鍋等等大量に予約していたので申し訳ない思いでしたがtelで事情を説明してキャンセルを願い出ます。お肉系を発注してしまっているのでキャンセル不可でしたが他の食材は発注しておらず料金発生せず。サイト代も一人1500円の半額がキャンセル料との事でtotal 13950円のキャンセル料となりました。

今回は雨で行けなくなりましたがお詫びも兼ねてまた春か夏にでリベンジです。

 

さて、キャンセルは完了しましたがKさんが代替地も確保してくれました。

北は天気が悪いですが南はOKなので奈良は野迫川村という奥地にあるとあるキャンプ場です。

ただ、最低気温がマイナス3度となっており行く前から心が折れそう。

 

今回は計6名。京都市内で5名集合し奈良のK先輩とは買い出しをするスーパーエバグリーン 橿原膳夫店での集合。前の職場同僚のチーターさんが10年ぶりにtouring参加との事ですが大型バイクをドナドナされているので通勤用の125ccグロム君での参加ですから高速及び自動車専用道は走れずオール下道となりますので橿原まで2時間、そこからキャンプ場まで2時間の4時間以上の行程です。

 

元職場で恒例の出発式。11時京都発と言っていましたが毎度の事ながらゆったりしていたので11時20分出発となります。

 

 

往路は国道1号から京田辺方面を抜けて木津IC横に出ます。

そこからは24号を南下し橿原のエバグリーンに問題なく到着。

ここでM先輩と合流し買い出しも行います。テントやら寝袋やらで皆さんパツパツに積んでいるのになんとかなる的なノリで次々にカートへ食材を放り込んでいきます。めんどくさがり屋の小生的にはそんなに買うのはちょっと待ってくれ的な思いですが1対5では話になりません。止めるすべなくホッケの開き2尾やサンマ3尾、鍋の具材、酒等が次々に放り込まれお代は17080円也。

 

今回のtouringで一番感動したのがこのスーパーかもしれません。失礼ながら奈良の内陸部(奈良はもちろん全て内陸部ですが・・・)でうおぜや石鯛や刺身用の立派なアジやら鮮魚が物凄く豊富です。勿論他の品揃えも豊富かつ安い。購入した生さんまも1尾77円。という訳で勝手に感動して合計6台となり野迫川村を目指します。

 

案の定奈良の奥地であり途中から道は狭く落石や落ち葉もありーので冷や冷やものの運転が続きます。

1000mくらいの高度のようで気温もぐんぐん下がりまさに苦行。毎回touringでは苦行があり楽な思いをしたためしがありません。それでも行ってしまうのはなにか皆とやり遂げたという達成感からでしょうか・・・。

 

当初は17時頃に到着してまずBBQをして晩飯をして身を清めて寝袋inしておやすみなさいと予定していましたがとてもそんな余裕はありません。着いた時点で真っ暗で数度の気温です。しかも日帰り温泉も18時30分までに行かないと駄目という不可能な時間です。凍え死にそうな思いをして辿り着いてまたここから単車で温泉まで行くという気力も失せていたのでとりあえずテントの設営。

 

真っ暗な中ヘッドライト等で照らしながらテントを3355設営しBBQに向けて火もおこします。

BBQコンロは有料貸し出しで済ませますが薪台をM先輩が持参してくれたのでそちらには薪を投入して火おこし。今回のキャンプで皆さんのグッズの持ち寄りが素晴らしく楽しく過ごす事が出来ました。

 

M先輩が薪台やコンロ、コーヒー等等、チーターさんがコンロや調理器具諸々、Kさんもなにかしら。

かたや小生は京都は小川珈琲の豆を持参して自宅のミルで豆を挽くと言ってたらしいのですがすっかり失念して調理系の器具持参0。全ておんぶにだっこという状態でありました。

 

薪を購入したところで売っていたアマゴ?や日本一のシイタケなるものも投入され6人なのであっという間になくなっていきます。

 

 

海鮮鍋や焼肉、焼魚が消費されていくとあとは2次会的な飲み会へ。

今回10年ぶりのチーターさんは皆と初顔合わせですが初という感じもなくいつも通りの6人という感じでしたので全く気を遣わず途中で沈没して先に就寝してしまいました。22時頃に就寝したはずですが会はいつまで続いていたのでしょうか。あの寒い中・・・。

 

 

毎回アクシデントがあるのも恒例ですが今回もある意味悲劇が。

あんなに大量の調理器具等を持参してくれたチーターさんがマット忘れ。

天理touringから参戦のT女史が寝袋忘れ。(凍死する気か?)

ちなみに彼女は安いエアマットではなくおニューのコットを1諭吉以上の値段で購入したばかりなのに火の粉が飛んでいたので燃えて穴をあけていた。

一人だけ椅子の持参を忘れた小生はコットのお陰で輪に入れた事を感謝していますが。

 

 

どうやら皆さんも眠りについたようですが途中でチーターさんの鼾で何度も目覚めます。

熟睡していて羨ましいと思いましたが朝になってマット忘れを知ります。コンクリートの上で眠る羽目になったから凍えて痛くて死にそうだったと・・・。おまけに寝袋忘れのT女史の為にモンベルの#3という暖かい方の寝袋を貸し出し自分はペラペラの寝袋カバーで寝ていたようです。男前ですね。

 

チーターさんの鼾のおかげで4時過ぎに寝付けず外に出てみますが氷点下で単車がコチコチ。

満天の星空も期待しましたがちょうど満月に近く空は明るくさほど見えず残念。構図を考えるのも寒くてしんどかったので取り敢えずテントと単車と記念撮影をしてまた寝袋に戻ります。

不思議とこの後は比較的深く眠れたようで皆さんの声で目覚めます。

 

残り5人は朝から元気。

再び薪台で火をおこしたりコーヒーを入れたりと本当にアクティブです。

自分だったらコンビニで買った菓子パンと缶コーヒーで済ませて終わりですが彼らは心からキャンプを楽しんでいるようです。昨晩の残った海鮮鍋に投入された飯盒炊飯で炊いたお米が残っていましたが写真部部長KさんならぬKシェフとなり寒空の下、海鮮おじやチャーハンを調理しています。

 

 

そういえば写真部部長ですが最近カメラすら持参していない事が続いていましたが今回は持参するも1回も取り出していなかったような。

 

楽しい朝食も1時間近く続き10時出発予定がぐんぐんオーバーします。

カチコチになった単車たちを解凍する為に日向へ移動させ出発の準備。

 

 

初のキャンプツーリングは楽しかったですね?

Kさんに総評をと求めたら一言「ぼったくり。」と(苦笑)

 

キャンプ場に関しての総評を聞いたのではなかったのですが確かにぼったくり。

こんな石がゴロゴロしたサイトに水道があるだけでおひとり様4000円。まあ周りに誰もいない隔絶されたサイトだったのでワイワイ遅くまで楽しく出来たから良かったと言えば良かったですが。

 

結局オートサイト出発は11時を回っていました。

M先輩も揃ってからの6台記念撮影がまだでしたので出発前に記念撮影をして発ちます。

 

 

この後は朝風呂ならぬ昼風呂と昼食を兼ねて和歌山県橋本市に入りやどり温泉いやしの湯へ立ち寄ります。風呂と昼食を済ませたらあとは再び京都へ向けての移動。

所用のあるKさんとK女史は高速使用での帰京。M先輩とは大和高田市内で流れ解散。

京都までオール下道組のチーターさん、T女史との3人は4時間かけて帰京となりました。

 

今回のキャンプツーリングで新たな境地を開いた感がします。

毎月(嘘)

次はホタルが舞う頃にまたキャンプツーリングが出来たら良いですね。

 

今回は往復300km弱の移動でしたが酷道が多く疲労が大きいです。