【秋田新幹線撮影記 その1】 18’10/27-28

有効期限の迫ったマイル消費も兼ねて9月は青森五能線遠征を行いました。

もういっちょ年内にどっか行ったるかと思案して10月末の紅葉とJAPAN REDの秋田新幹線のコラボを撮影したくなり秋田までひとっ飛びしてきました。

 

10/27-28で飛行機も宿もレンタも手配済でしたが前線の影響で秋田は2日とも雨の予報。

キャンセルしたろかと思いましたが雨に濡れた紅葉もしっぽりして良いものじゃないかと言い聞かせ青天の関西を発ちます。あさイチのANA1651便で青天の伊丹を飛び立ちましたが着いた秋田は予報通りの雨。

 

言い聞かせては来ましたがやはりテンションも上がりません。

オリックスレンタカーで車を借り受け何処へ向かうか。

 

本来なら初日は角館の抱返り渓谷で紅葉を楽しんで田沢湖駅前の「そば五郎」でランチをして駒ケ岳8号目まで車で行って山を散策して・・・とてんこ盛りに妄想していましたが車を進めれど進めれど雨脚が強い。霧や靄で山も見えません。

 

こうなったら初体験の秋田新幹線撮影なので行こうと思っている撮影地をロケハンです。

結局のところ下調べで田沢湖近辺しか目を付けていなかったので仙谷峠の俯瞰、生保内川沿いの何か所、田沢湖-刺巻間のストレートの3か所だけ。

 

まずは絶対に行ってみたいと思っている生保内川沿線に向かいますが道が途中で崩落し車で行けない事が判明。とりあえず土砂降りだったので行けるとこまで行った地点で車の中から一枚。

 

5013M こまち13号(秋田新幹線 田沢湖-雫石)

Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

f4 82mm 1/800sec AWB ISO 2500

 

 

こちらは2日目の3020M こまち20号は200mmで切り取り。

Nikon D5 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

f5.6 200mm 1/800sec AWB ISO 1600 

 

 

なんかもやーっとした感じですが外に出れないくらいの土砂降りです。

この先の生保内川沿線のスポットにはとても行ける状態ではないので仙谷峠俯瞰へ行ってみます。

 

ちょうど仙谷峠の茶屋が目印でそのあたり一帯からお好みで俯瞰撮影が可能。

ただ雨かつ国道46号という交通量の多い地点で歩道もなく危険なので茶屋からすぐ側の所しか行けませんでした。本来ならトンネルを越えてもっと紅葉の中を駆けるJAPAN REDを見てみたかったところですが宿題となりました。

 

 

3020M こまち20号(秋田新幹線 田沢湖-雫石)

Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

f5.6 24mm 1/500sec AWB ISO 2000 

 

 

相変わらず雨は降り続き時折土砂降りの状態にもなります。

これ以上撮影をする気になれず当初は18時チェックインと言っていた宿に15時でも良いですかと聞いたらOKとの事。それでも15時まで2時間近く間があるので取り敢えず日本最深の湖、田沢湖に行ってみます。

 

田沢湖と言えば・・・。そう、たつ子像なるものが観光名所であがってきます。

たつ子に会う為に10km以上の道のりをかけて宿と反対方向に進みます。

 

会えました。が、天気が悪いとたつ子も映えないのでしょう。

どんよりとした空と鉛色の湖面に金色のたつ子と御対面。いつか晴れた日にまた来る??のだろうか。

 

田沢湖 たつ子像

 

 

初日はこれにて終了です。

天気に打ちのめされ朝飯から飲まず食わずでやってきたので15時きっかりに宿へチェックイン。

この日の宿は水沢温泉にあるロッヂヨーデルさん。

 

田沢湖近辺と言えば何と言っても秘湯で有名な乳頭温泉郷です。

でも秘湯を売りにして有名になり過ぎて秘湯やなくなってると個人的には思います。

それはさておき水沢温泉は白濁して湯の花もありお肌に優しい硫黄臭の強い温泉らしい温泉。

チェックインして風呂して仮眠。夕食は18時から自家製料理。勿論秋田と言えばのきりたんぽ鍋もありました。この地で有名な日本酒は鈴木酒造の「秀よし」との事で勧められるがまま生酒を1本。

満腹、日本酒で沈没モードで食後にもうひとっ風呂して20時半には消灯です。

 

ずっと降りしきる雨音を聞き憂鬱な思いで就寝。

翌日は最終の飛行機での帰京予定ですがどうやって時間を潰すのか悩ましい所です。

 

秋田の民宿にもご当地ポスターが色々貼られていましたがこちらにも素敵なポスターが色々と貼られています。何気に眺めるのも楽しいものです。