3日目9/17月曜日
この日で秋田、青森、五能線とはお別れです。
前日の予報は秋田、曇り/雨でしたが当日は曇りになっています。
しかも青森は曇りのち晴れ。青森に向かうほど天気の回復が期待できそうな予感。
6時に朝食をお願いしていましたらお部屋に時間通りきっちり料理をもってきてくださり最終日がスタートします。夕食に県の魚のハタハタはありませんでしたが朝食で登場です。
やっぱこいつを食わずして秋田に来た実感は半減です。 オスとメス両方食しますがメスは卵のプチプチ感、オスは白子のふっくら感で旨し。
なんでも旬は12月で産卵で岸に近付き卵ももっとパンパンなんだとか。でも今の季節は沖で取れるけど12月よりアブラはのっているとの事。少し身を解して背骨を抜き取ったらガブリと小骨ごと御馳走様です。
秋田で食べている高揚感からか京都で食べた痩せたハタハタとは比べ物にならないくらい美味しく感じました。
廊下には秋田のポスターが貼られています。
秋田といえば・・・。秋田美人。と思い浮かべるのは私だけではないと思います。
なんだかとっても温かみにあるポスターやなーと思い見惚れてしまいました。
前振りが長くなりました最終日をどうするか。前半は天気が悪いですが帰りの新幹線の時間もあり天候の回復する夕方まで長居も出来ません。当初から十二湖には立ち寄ろうと決めていたので天気の悪い朝は十二湖を巡る事にします。HPを見てみたら雨の日だからこそ感じる事も出来る、とかとか書かれています。
6時半にお会計を済ませて宿を発ちます。
私「ありがとうございました」、おかみさん「気を付けて」の軽い感じでお別れです。
このあっさり感がまた個人的には良い。地平線に消えるまで見送られたりすると逆に申し訳なくて早く行かなければと勝手に焦ってしまう性分なので。過度に干渉してこないあっさり対応の中にも温かさを感じた宿でした。1泊2食付き8640円也。
世界遺産白神山地の一部である十二湖。ブナ林や青池が有名のようですが1.5時間程度で散策出来るようです。十二湖散策コースなるものがいくつかのHPに出ていたのでこのモデルコースで巡ってみます。
十二湖のメジャーどころ、青池直行なら通常は森の物産館キョロロの駐車場を利用するようです。
まだ6時台で天気の回復まで時間がかかりそうなので余裕があり手前の王池にある公衆便所横の駐車場に停車して30分程度かけて青池を目指す事にします。
十二湖だけど池はもっとたくさんあります。wikiとかで調べてみてください。
日本キャニオンという素敵な名称を持つこの辺り一帯。世界遺産の白神山地までやってきたのもまた感激ひとしおです。池を眺めながら深呼吸をして進んでいきますが車も乗り入れるゾーンなので普通のアスファルトの道です。観光客が多くいるかと思いましたが早朝もあって誰もいません。早起きは三文の徳と思いながら静かに森林浴を楽しみます。途中でせせらぎの音が聞こえてきて清流がありましたが何故か仏像も。思わず一枚。
そうこうしていたら青池まで0.6kmまで接近しました。この地点にキョロロ駐車場があります。
案内に沿って普通のアスファルトの道を進みますがここから車は立ち入れません。
この先でブナ自然林方面と青池方面に分かれるので青池方面へ向かいます。
するとあっけなく青池登場です。もっと奥まった所を想像していたので少し拍子抜け。
おひとり若いお兄さんが撮影に来ていましたが二人だけで貸し切り状態です。
静けさの中に青い池が佇みなんだか神々しいですねとか会話をしながら二人で青池鑑賞を堪能します。
天気も曇りですが時間によって色合いが変わるみたいですね。明るい青に見える時間帯はお昼頃だとか。
早朝曇りの深い群青色もなかなかのもの。確かに青池だけあって青い。
青池 7時30分頃
このまま引き返すのも同じ道なのでつまらないので散策コース通りにブナ自然林の方へ向かいます。
誰もいないブナ林を進み沸壺の池方面に向かいます。
青池より先はほんとにひとりぼっち。観光客がわさわさいなかったので森の静けさを本当に満喫。
深呼吸をしまくって白神のパワーをもらえたと確信。肺も心も浄化された感じです。
沸壺の池で散策は終了し再び王池西湖横の駐車場まで戻ります。
すると道中の空が来た時よりも明るく青空も見えるようになっています。
これはもしや、天気がいよいよ回復という予感。こうなったらより青森寄り、北方での撮影をするしかありません。塩見崎俯瞰のリベンジです。
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yuffy (木曜日, 20 9月 2018 21:53)
素敵です❗️